新築住宅バルコニーのFRP防水の工程をご覧いただけます。

FRP防水

住宅デザインの多様化また、建物の有効利用の観点から、近年、住宅と一体化したバルコニーが多くなりました。FRP防水は、メンテナンスをすれば長期にわたってその防水性能と美観を維持することが容易に可能です。そんな特性が評価され、現在、ほとんどの木造住宅のバルコニー防水においてFRP防水が採用されています。

新築住宅バルコニーFRP防水の施工例

密着工法
合板、ケイカル板、サイディング等の下地にFRP防水を施工します。
下地の確認(下地材・勾配)後、作業に移ります。
 

排水口(ドレイン)の穴あけ

①排水口(ドレイン)の穴あけ

出隅面とり・不陸箇所の調整

②出隅面とり・不陸箇所の調整
FRP防水は直角の角(出隅)に施工すると不具合が発生しやすくなるので角を丸く削ります。

プライマー塗布

④プライマー塗布
下地の準備完了(①~③)したら、いよいよFRP防水の施工です。プライマーは下地材と防水層を密着させます。

入隅に面木取付

③入隅に面木取付
②と同様、直角の内角には面木・シーリングを入れ防水性を高めます。

下地材継ぎ手パテ埋め

⑤下地材継ぎ手パテ埋め
住宅は常に動きます。その動きによって防水層に不具合が発生しないように下地材の継ぎ手の処理をします。

防水層作成~ガラスマットにポリエステル樹脂含浸

⑥防水層作成~ガラスマットにポリエステル樹脂含浸
ガラスマット(補強材)をポリエステル樹脂でサンドイッチにして防水層を作ります。空気が入ったまま硬化すると浮きが発生しますので入念に脱泡処理をします。

防水層表面調整

⑧防水層表面調整
トップコートを塗布する前にサンダーで防水層表面を整えます。

防水層作成~中塗り(再ポリエステル樹脂塗布)

⑦防水層作成~中塗り(再ポリエステル樹脂塗布)
防水層に厚みをもたせ、表面を滑らかにするために再度トナーをいれた樹脂を塗布します。

トップコート(仕上げ保護材)塗布

⑨トップコート(仕上げ保護材)塗布
防水層にトップコートを塗布して作業完了となります。トップコートは美観を整えるばかりでなく、防水層を紫外線から保護する重要な役目があります。トップコートの劣化をそのまま放置しておくと防水層まで劣化しますので早めのメンテナンスが必要です。

スタイロ勾配断熱工法

バルコニー平床面に予め勾配のついたスタイロフォームを敷きその上に溶剤浸透防止板・ケイカル板を重ねて防水下地を作成します。規格勾配材ですのでいつでも均一の勾配(1/50,1/100,1/200)で下地をつくることができ、木勾配下地と違って空洞のない下地になりますので建物の動きの影響を受けにくい強固なものになります。

下地の確認・立上り下地作成

①下地の確認・立上り下地作成

排水溝作成

②排水溝作成
排水溝(通常1/200勾配)用の勾配材・ケイカル板を敷込ます。
*防水層クラック発生の原因になりますので2材のジョイントが重ならないようにします。

ビス締め

④ビス締め
ケイカル板のジョイントをしっかりと密着させ、下地の厚みにあわせたビスで締め込みます。特にジョイントは防水層にクラックが発生しやすいので100㎜以下のピッチで固定します。

床面下地作成

③床面下地作成
床面(1/50or1/100勾配)用の勾配材・浸透防止板・ケイカル板を敷込ます。

⑤下地完成後は密着工法と同じ手順で防水層を作成します。