布基礎補強工事「SRC工法」建物を支える基礎、考えたことありますか?

地震大国日本に住む我々にとっていつ来るか解らない「地震」への備えにはさまざまなことが必要になりますが、大地震の際に命を失う一番の原因は建物の倒壊による圧死と言われています。普段は雨風や暑さ寒さから人を守ってくれる「家」が地震の計り知れないエネルギーによって倒壊すると「凶器」に変貌します。

国の「大地震到来の危険性」の喚起によって学校など公共性の高い建物は耐震工事が進み、新たに建築される住宅も以前に比べて優れた耐震構造を備えるようになりましたが、国民の大半が生活している建物の多くはまだまだ耐震化が進んでいないのが現状です。当社は、防水工事・しろあり防除工事で培ってきた技術と実績をもとに建物を支える最も重要な部分である「基礎」の補強工事を提案させていただきます。

[1. 布基礎の危険サインは?]
基礎は建物の一番下部に位置し、生活空間との関わりが薄いので普段はあまり気にとめてもらえません。しかし、住宅を新築した時期の時代背景や基礎の構造、立地条件によってかなり劣化して危険な状態になっているものが多く見られます。コンクリートの中の鉄筋量の不足もしくは鉄筋が入っていない基礎(試験機で測定)は、ひび割れが発生し強度が落ちています。

[2. コンクリート強度の測定]
[A.シュミットコンクリートハンマーによる強度試験]
テストハンマーによる反発度を測定し、コンクリートの圧縮強度(健康状態)を計測します。
[B.鉄筋探査機による配筋状況の調査]
コンクリートは鉄筋を入れることで曲げや引張強度の弱さを補っています。その鉄筋の位置や量を測定し、規定通りに使用されているかを測定してコンクリートの強度を測ります。

[3. 補強工事 SRC工法]
従来の補強方法は、既存の基礎に強度を持った新しい基礎を新設して抱き合わせる「打ち増し工法」が一般的ですが、かなり大掛りな工事になり、コストと工期が嵩むなどの制約が出てきます。この「SRC工法」は、基礎の片面もしくは両面に炭素繊維を貼り付けることにより基礎を補強し、地震発生の際の揺れ等で基礎が倒壊するのを防ぐ工法です。炭素繊維のすばらしい特性により、従来の補強方法の制約を軽減することが可能になりました。
※「炭素繊維」の特性
アクリル繊維を焼成してできた高強度・高剛性などの特性を持つ繊維。鉄に比べ強度は10倍、重さは五分の一で、複合材料として樹脂や金属と組み合わせることによって軽くて強い新素材を作ることができます。航空機の主翼、ゴルフクラブなどのスポーツ用品、建築土木材料、自動車関連部品に幅広く使用されています。ただ、非常に高価な素材の為、限られた分野での使用にとどまっていますが、製造技術の改良や量産化で価格もダウンし、今後はもっと身近な素材になることでしょう。

サンライズ工業(株)