防水のこと

「防水」って何?

「水」は自然にとっても人間にとっても命を育む上で、なくてはならない大切なものです。しかし、その「水」が生活空間の入ってはまずい所に侵入すると、木を腐らせ、鉄を錆びさせる人間にとっては、「悪者」に大変身していまいます。「水」を「悪者」にさせない為に生活空間を「雨水」から守る、この大切な役割が「防水」という仕事になります。

「防水」にはどんな種類があるの?

<FRP防水>
Fiber-Reinforced-Plasticsの頭文字で繊維で強化されたプラスチックのことを言います。施工性、軽量、強度、耐候性などの特性が評価され、現在、木造住宅のバルコニーの防水材として最も多く使用されています。ランダムに編まれたガラス繊維にポリエステル樹脂を含浸させて防水層を形成し、表面を紫外線やキズから保護するためにトップコートを塗布します。主材料の樹脂には、耐薬品性の強い樹脂や、メンテナンスの際の臭気対策を施した環境対応型樹脂もあります。FRPは、さまざまな形状に施工でき、着色も自由にできるため、自動車部品、医療分野、航空産業など防水以外の分野でも多く用いられています。

■アイカ工業株式会社 [ジョリエース]
■大泰化工株式会社 [コンパック工法]
■双和化学産業株式会社 [ポリルーフ]


<ウレタン塗膜防水>
ウレタンゴムの特性を生かした塗膜防水工法。ウレタンは高い伸び率を有しているため下地追従性に優れ、さまざまな下地に対応することが可能です。改修工法も充実しており、下地の残留水分の影響を受けない通気緩衝工法、既存防水層を撤去せずに施工できる機械的固定工法は、改修工事の定番であり、多くの実績を残しています。

■旭硝子ポリウレタン建材株式会社 [サラセーヌ]
■株式会社ダイフレックス [ダイフレックス]


<ゴムシート防水>
加硫ゴムシート(ゴムに加硫剤を混合・加熱するとゴム弾性を生じ、強度が増大する)による防水工法。防水材のなかでは安価で耐久性・施工性が良いため、ビルの屋上など大面積の防水工法として最も多く採用されています。断熱・脱気など様々な工法が用意され、新築・改修に幅広く使用されています。

■東洋ゴム工業株式会社 [トーヨーシートエキストラ]


<塩ビシート防水>
塩ビ樹脂で作られたシートによる防水工法。シート表面が特殊加工され、紫外線の影響を受けにくくなっているため、露出で長期の耐久性があります。改修施工における機械的固定工法は、既存の防水層を撤去することなく施工ができるため、施工中の雨の影響も少なく、廃材も最小限で済ますことができ、改修工法の定番となっています。
■アーキヤマデ株式会社 [リベットルーフ]


<ポリマーセメント系塗膜防水>
エチレン・酢酸ビニル系高分子エマルジョンを主成分とするポリマー混和液とセメント系無機防水性骨材の混合塗膜防水材。水系の為、湿潤面施工が可能、人体・環境にやさしいなどの特性があります。(F☆☆☆☆の取得)また、いろいろな下地に対して接着がよく改修工事にも適しています。通常、土木用防水材として地下部分のコンクリート面に多く使用されています。

■大日化成株式会社 [ビックサン]